これは瀬戸弘司さんの目の不調とメガネ屋探しの体験談です。ブログ記事としてまとめさせていただきました。
YouTuber瀬戸弘司さんのプロフィール
1980年福井県生まれ、東京工業大学を中退後、29歳まで劇団天然工房で舞台俳優として活動。
2010年4月にYouTube投稿を開始し、商品レビューやガジェット紹介を中心に、高いクオリティの動画編集で「編集が上手なYouTuberといえば瀬戸弘司」と称される存在に。
UUUM所属、既婚者で、職人気質な動画制作へのこだわりと演技派としての表現力が特徴の日本YouTuber黎明期からのパイオニア。
はじめに
目の見え方に違和感を感じたことはありませんか?今回は、数ヶ月に渡る目の不調との戦いの末に、ついに最適な解決策を見つけた感動的な体験をお伝えします。
すべての始まり:緑内障疑惑
事の発端は今年7月のこと。XREAL One Proのレビューのためにコンタクトレンズを作ろうと眼科を訪れました。そこで予想外の診断が──眼圧が高く、緑内障の疑いがあるというのです。
検査画像では、本来全て緑色であるべきところが、左目の中心から下が赤くなっていました。3ヶ月後の再検査を告げられ、不安な日々が始まります。
高級メガネ店での挫折
その後、XREALの紹介で銀座のJUN GINZAへ。ここは最新ガジェット用のインサートレンズ製作で有名な店舗です。
社長の米森さんは目の前で顔写真を撮影し、イラストレーターで即座にデザイン。3Dプリンターでフレームを出力し、完璧にフィットするオーダーメイドメガネを作ってくれる──そんな驚きのデモンストレーションを見せてくれました。
しかし、問題がありました。どうしても像が二重に見えるのです。
症状の悪化と自己診断の始まり
当初はメガネのせいだと思っていましたが、複数のメガネで同じ症状が出るように。次第に「メガネではなく、自分の目に何かが起きている」と気づき始めました。
- Vision Proのインサートレンズも見づらくなる
- パソコン作業でファイル名が滲んで見える
- メガネを斜めにすると見やすくなる
10月の再検査:緑内障は一旦クリア
10月、3ヶ月ぶりの眼科検査。緑内障疑惑は一旦クリア。視野検査でも問題なしという結果に。
しかし、「最近目が見づらい」「メガネを斜めにすると合う」という相談をしたところ、乱視の可能性を指摘されました。検査の結果、左目に15度のずれがあるという診断。
でも、何かが違う──そう感じていました。
セカンドオピニオンで判明した真実
もう一件、別の眼科を受診することに。そこで検査師の方々が真剣に向き合ってくれました。
特に、若い女性検査師の方が赤いフィルムを使った検査を実施。その結果──
「上下ずれ(上下斜位)がありますね」
まさかの診断でした。乱視だけでなく、目の向きが上下にずれている「斜位」という症状だったのです。
驚きの質問:「頭を打ちましたか?」
院長先生から意外な質問が。
「せとさん、頭とか打ちました?」
外的要因で目がずれることもあるとのこと。さらに、「目はほとんど脳」なので、脳に原因がある可能性も。大学病院への紹介状を書いてもらいました。
しかし、予約は最短で来年1月。
3日間連続で眼科通い
現時点で見えないことに困っていた私は、なんとか処方箋を出してもらおうと奮闘。
- 1日目:上下ずれの診断を受ける
- 2日目:処方箋をお願いするも「原因不明のまま作ることは推奨しない」と言われるが、なんとか処方箋を入手
- 3日目:乱視の処方も追加してもらうため再訪
完全に「やばいやつ」扱いされながらも、ついに上下ずれと乱視の両方を補正する処方箋を手に入れました。
運命の出会い:カールツァイス
そんな時、院長先生からこんな提案が。
「あなたみたいに細かい人は、カールツァイスに行ってみたらどうですか?」
銀座にあるZEISS VISION CENTER BY Personal Glasses EYEX。眼科とは異なる独自の検査方法で、細かい調整が可能だというのです。
すぐに電話し、当日の1時半に予約。昼食後、すぐに向かいました。
感動の検査体験:ポラテスト
EYEXの検査は3段階構成:
- 予備検査(気球を見る検査の高度版)
- 視力検査(通常の視力検査)
- 両眼視機能検査──これが革命的でした!
ポラテストの凄さ
黒いフィルターを検査枠に装着すると、左右の目が見ている世界が分離されます。
画面には縦の棒と横の棒が表示され、それぞれの中心に白い線が。本来ならこの十字がピッタリ重なるはずが──
私の場合、大きく離れていました!
これをレンズを変えながら、少しずつ調整。
「横に近づけますね」「上下合わせますね」
十字の中心を合わせるという分かりやすい目標があるため、こちらも伝えやすい!
「これですよ!これが僕が求めてたやつです!」
思わず興奮してしまいました。まさにドイツの合理性を感じた瞬間です。
なぜ他でやらないのか?
日本の眼科では、斜位は「病気ではない」ため基本的に矯正しないそうです。しかし、EYEXでは必ず実施。この違いが大きかったのです。
衝撃の体験:メガネを外した瞬間
完璧に調整されたレンズ入りの検査用メガネをかけて外を見ると──世界がクリアに見える!
しかし、それを外した瞬間──
世界が大きく上下にずれて見える!
これほど自分の目がずれていたのかと、改めて衝撃を受けました。補正されたメガネをかけている間、目はリラックスできていたのです。
究極の接客:一人に2時間半
- 来店時刻:13:30
- 退店時刻:16:00
- 所要時間:2時間半
一人の顧客に対して、これだけの時間をかける接客。検査も選定も、一切焦ることなく丁寧に。
これは本物のプロフェッショナルでした。
気になる価格は?
フレーム持ち込み、レンズのみで──
15万円
決して安くはありません。しかし、仕事にも影響する視力の問題を解決できるなら、これは必要な投資だと判断しました。
残された課題:インサートレンズ問題
眼鏡は解決しましたが、新たな問題も。
斜位はコンタクトレンズでは矯正できません。プリズム補正が必要なため、レンズが必須なのです。
スマートグラスの未来
今後、スマートグラスはどんどん普及していくでしょう。しかし、目に問題を抱えていると:
- インサートレンズが作りにくい
- 完全に補正しきれない場合がある
希望の光:Apple Vision Pro
Apple Vision Proにはデジタルプリズム補正機能があります!ソフトウェア側で映像をずらして補正できるという画期的な機能です。
ただし現在はアメリカのみ。日本への展開を待っています。
まとめ:諦めないことの大切さ
この体験から学んだこと:
- 自分の感覚を信じる:「何かおかしい」という直感は正しかった
- 複数の医療機関を受診する:セカンドオピニオンの重要性
- 専門店の価値:高額でも専門性の高いサービスには理由がある
- 諦めない姿勢:3日連続で眼科に通うような粘り強さも時には必要
今後は大学病院でずれの原因を調べつつ、カールツァイスで作ったメガネで快適な視生活を送れそうです。
同じような症状で悩んでいる方がいれば、この体験が少しでもヒントになれば幸いです。
参考リンク
※この記事は個人の体験談です。目の症状については必ず専門医にご相談ください。








